高知県がん診療連携推進病院病院のご案内一覧へ戻る
神経ブロック
がん患者さんの痛みに対する神経ブロック
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希少がん
希少がんとは、『人口10万人あたり6例未満の「まれ」な「がん」、数が少ないがゆえに診療・受療上の課題が他に比べて大きいがん種』の総称とされています(国立がん研究センター希少がんセンターHPより)。広く認められた治療法がまだ決まっていないものが多い現状があります。
主治医により、当院よりも症例経験の多い施設での診断・治療が適切と考えられた場合には、がん診療連携拠点病院やがんセンターなど専門的な治療が行える医療機関へご紹介させていただくことがあります。
主治医により、当院よりも症例経験の多い施設での診断・治療が適切と考えられた場合には、がん診療連携拠点病院やがんセンターなど専門的な治療が行える医療機関へご紹介させていただくことがあります。
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若年のがん患者さんへの支援(小児・AYA世代)
小児がん
小児がんについては現在専門の医療機関へ紹介させていただいております。
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AYA世代(15歳から39歳まで)のがん患者さんへの妊よう性温存治療
妊よう性とは妊娠するための力のことです。がんの治療内容によっては生殖機能に影響してしまい、妊娠するための力が弱まったり、失われたりすることがあります。将来自分の子どもをもつ可能性を残すために、卵子や精子、受精卵を凍結保存する妊よう性温存治療が可能な場合もあります。治療を始める前に、将来子どもを持つことを望むのかについて、主治医に相談し考えてみることも大切です。
当院では妊よう性温存治療は行っておらず、県内の指定医療機関などへ連携させていただきます。まずは主治医にご相談ください。
当院では妊よう性温存治療は行っておらず、県内の指定医療機関などへ連携させていただきます。まずは主治医にご相談ください。
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がんゲノム医療
がんゲノム医療では、がんの組織(以前に手術で摘出した腫瘍や生検したもの)や血液を使用して多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査」などを実施し、その人の遺伝子情報に基づいた治療が行われています。がん遺伝子パネル検査で、遺伝子変異が見つかった場合に、その変異に対応した薬があれば、臨床試験などでその薬を使用することを検討できる場合があります。検査を受けても遺伝子変異が見つからない場合や、使用できる薬がない場合もあり、必ず治療法が見つかるものではありません。保険診療で検査が受けられない場合もありますので、まずは主治医にご相談ください。
当院ではがん遺伝子パネル検査は行っておらず、必要時はがんゲノム医療連携病院などへ連携いたします。
当院ではがん遺伝子パネル検査は行っておらず、必要時はがんゲノム医療連携病院などへ連携いたします。
痛み止めの薬では効果が不十分なとき、痛みの原因が神経ブロックで効果が期待できると考えられる場合に用いられます。
当院では実施していないため、神経ブロックが必要な患者さんには、連携している高知大学医学部附属病院、高知医療センター等をご紹介させていただきますので、まずは担当医にご相談ください。