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検査・治療法の特徴

消化管領域については、止血処置や大腸ポリープ切除など一般的な手技はもちろんのこと、胃癌に対し全例NBI拡大内視鏡を用い精密な範囲診断を行い、ESDや外科手術を行っています。また炎症や癌か判断に迷う症例なども的確な診断が行えます。一部の癌や粘膜下腫瘍などは外科と協力し縮小手術(LECS)を行っています。
カプセル内視鏡は最新機器を導入し、クローン病を含む全ての小腸疾患に対応しています。

胆膵領域については、閉塞性黄疸や胆管炎などの救急疾患に対する緊急内視鏡的・経皮的胆道ドレナージはもちろんのこと、癌や腫瘍性病変に対しては、腹部超音波検査、CT、MRI検査に加えて超音波内視鏡検査(EUS)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)による詳細な画像診断、組織生検をおこない、治療方針を決定しています。

B型・C型慢性肝炎に対しては、核酸アナログ、直接作用型抗ウイルス薬(DAA)などの新規薬剤に対応した最新の治療を提供しています。特にC型肝炎は、受診勧奨を積極的に行っており、98%以上の方が完治しています。肝癌に対しては放射線科、外科とも協力して、肝動脈塞栓術や経皮的ラジオ波焼灼術を行っています。

 

★NBI併用拡大内視鏡

当院では、最新技術であるNBI(特殊な光で微細な病変を見やすくして観察する技術)を組み合わせたNBI併用拡大内視鏡を採用しており、携わる医師は日本でもトップクラスの技術を誇り、後進の指導にも力を注いでいます。
NBI拡大内視鏡の大きな特色としては、胃の粘膜を100倍まで拡大して観察できることです。しかし、この倍率で観察するには非常に高い技術が必要とされます。当院では、医師の高い技術により、機器の機能を最大限に発揮することで判断の難しいがんの診断や、手術前の癌範囲の的確な診断、切除を行っています。
この最新技術は、健常な胃組織を残存させる一方、がん組織を正確に切除し、患者さまの術後の回復、日常生活への復帰を早め、何よりもがんの再発防止に繋がります。
高知県は全国的に見ても、検診の受診率が非常に低いとされています。早期発見での「胃がんの完治可能率」は約98%です。「胃がん」は早期発見であれば、完治する可能性が極めて高いがんなのです。ぜひ、検診を受けて早期発見に繋げてください。

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検査・手術実績

 2021年度2022年度
上部消化管内視鏡5,260    5,981
下部消化管内視鏡1,4341,375
ERCP(処置含む)453498
消化管止血術
1869
EVL/EIS235
大腸EMR482316
胃EMR
13
14
EUS360381
EUS‐FNA2124
胃ESD89 91
食道ESD1314
大腸ESD2526
PEG43
異物除去1126
消化管拡張術4323
カプセル内視鏡2024
バルーン小腸内視鏡816
LECS79
消化管ステントイレウスチューブ34

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主な検査・設備

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医師紹介

岡﨑 三千代

第四内科部長

岡﨑 三千代おかざき みちよ

徳島大学医学部医学科 平成8年卒業

専門分野胆膵内科
指導医・専門医・認定医
日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本胆道学会認定指導医、日本膵臓学会認定指導医、日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了、指導医養成講習修了
内多 訓久

第三内科部長

内多 訓久うちた くにひさ

高知医科大学 平成13年卒業

専門分野消化器内科
指導医・専門医・認定医
日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
大家 力矢

医師

大家 力矢だいけ りきや

徳島大学 平成26年卒業

専門分野消化器内科
指導医・専門医・認定医
日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、NST研修修了、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
窪田 綾子

医師

重久 友理子しげひさ ゆりこ

高知大学 平成29年卒業

専門分野
指導医・専門医・認定医
 日本内科学会専門医、消化器病専門医、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
黒岩 千比呂

医師

永井 明日人ながい あすと

高知大学 令和2年卒業

専門分野
指導医・専門医・認定医
医師少数区域経験認定医師
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
 
黒岩 千比呂

医師

東 龍希ひがし たつき

専門分野
指導医・専門医・認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

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