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新病院で初めての院内災害対策訓練を実施!

 当院の災害対応体制は「事業継続計画(BCP)」「災害対策マニュアル」「大規模災害時受援計画」を大きな3つの柱として計画・整備しています。
 しかしながら、現在の計画等は全て移転前に机上で考えたものであり、その検証を行い実情に見合った体制を整備することが喫緊の課題となっています。
 そこで、この度移転後初となる災害対策訓練を下記のとおり実施し、今回は「上手くいく」ではなく、「みんなで問題点を見つけ出す」ことに重点を置き、災害対応体制の検証を行いました。
 やはり実際に訓練を行ってみると、エリア配置、動線、人員配置等々、想定通りにいかないことが多く、沢山の課題が見つかりました。当院では年2回災害訓練を実施しており、次回訓練までに課題を整理・修正し、広域的な災害拠点病院として災害対応体制の早期確立を目指し取り組んで参ります。
 また、訓練には見学者も含め400人もの参加があり、患者役としてご協力いただきました龍馬看護ふくし専門学校、高知学園短期大学、高知県医師会看護専門学校、高知県立大学、高知大学の看護学生の皆さん、見学等にお越しいただきました地域の関係団体・企業様、町内会の皆さん本当に有り難うございました。

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目的

 「赤十字」「災害拠点病院」として、南海トラフ巨大地震における事業継続を念頭に置いた、多数
傷病者受け入れに備えた災害救護訓練を実施し、新病院での傷病者受け入れ態勢を検証する。

訓練日時

令和元年9月14日(土) 08:30~12:30(訓練時間 09:00~11:30)

災害想定

 9月14日(平日)午前9時00分、四国沖の南海トラフを震源とする大規模な地震が発生。高知県
内では、一部地域で震度7を観測し、沿岸部及び平野部、山間部の広い範囲で最大震度6強から6弱
を観測、大津波警報が発令された。(※当院は「震度7」、浸水なし)
 当院の被害は、施設の一部破損、施設内機器・物品の散乱、電気、水道、ガスが途絶したものの、
代替機器により医療業務の継続が可能であると判断し、傷病者の受け入れを開始する。

ライフライン等の被害状況

・電気  : 停止(自家発による供給)
・ガス  : 停止(空調設備は重油又は電気で代用)
・水道  : 停止(受水槽、井水により供給)
・医療ガス: 中央配管使用可
・通信機器: 一般電話機、PHS、無線、衛星電話

訓練内容

(1)災害対策本部設置・運営訓練
(2)災害時初動対応訓練(アクションカードによる初動の確認)
(3)来院者避難誘導訓練
(4)情報伝達・連絡調整訓練(県内赤十字施設及び関係機関との連携訓練)
(5)傷病者受け入れ訓練(トリアージ・治療・検査・収容・搬送等)
(6)受援対応訓練(外部応援医療チーム受け入れ)
 人数
職員 248名
委託 18名
関係機関 6名
看護学生85名
見学43名
400名
 人数
職員 248名
委託 18名
関係機関 6名
看護学生85名
見学43名
400名
  • 2019.09.14訓練風景1
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  • 2019.09.14訓練風景2
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  • 2019.09.14訓練風景3
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  • 2019.09.14訓練風景4
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  • 2019.09.14訓練風景6
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  • 2019.09.14訓練風景7
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  • 2019.09.14訓練風景8
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