新病院建築情報

新病院は、広域的な災害拠点病院としての役割を果たすため免震構造とし、自家発電装置や給水設備など非常用設備を強化するとともに屋上ヘリポートを整備し、災害対応力、救急医療の充実を図ることとしています。また、新たな脳卒中センター(SCU)の設置や専門外来、看護外来の充実の他、女性専用フロア、疾患別のフロアを整備し、各診療科の連携強化によるシームレスで質の高い医療を提供することとしています。
さらに、入退院などの手続きや相談対応を一元化して行う「患者支援センター」を置き、患者様をはじめ、利用する方々の利便性の向上を図ることとしています。

新病院開院に向け、全職員一丸となって取り組んで参ります。関係機関、皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
高知赤十字病院 院長 浜口 伸正

建築予定地

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◆基本方針

@高いBCP性能を確保する全体計画
・地震災害や水害時下でも病院機能を維持できる設備/構造の実現
・あらゆるインフラ遮断を想定したエネルギー供給の多重化とバックアップ設備の確保

A将来変化に強い柔軟な病院骨格の整備
・診療部門特性に応じた平面計画の自由度を高める大スパン空間を実現
・将来のニーズ変化に対応する改修や機能変更を容易にする設備計画

B患者と職員に選ばれるやさしい病院環境の整備
・患者にとって分かりやすい動線計画と快適なアメニティースペースの整備
・働きやすい職場環境の実現と充実した職員厚生機能の整備

C過不足のない効率性と経済性を両立する建築計画
・非効率な廊下共用スペースを省いた動線効率の高い平面計画の実現
・機能やスペースの共有化や連携性を重視した面積効率の高い部門計画の実現

◆建築概要

・ 場所  高知県高知市秦南町一丁目137-1
・ 病床数  402床
・ 診療科  20科
・ 敷地面積  28,842.56u
・ 延べ面積  32,866.65u
・ 階数・高さ  地上8階 42.5m
・ 構造種別  免震構造・SRC造、一部S造
・ 駐車場設備  604台(平面348台、立体256台)
階層 設備等
5F〜8F 井型病棟とすることで、共用部面積を最小に抑えました。特室はユニットシャワーを設置し、眺望に配慮した病室としています。
4F 管理部門
3F 手術部とICU/救急病棟にアンギオ室などの機能を隣接配置。SCUを中心に重症病棟も配置し、高度治療部門を集約します。
2F 2階は、来院者メインフロアとし、1階からの吹抜けを中心に外来部門を集約。各科診察室、検査、薬剤、透析部門などを配置しています。食堂、売店は受付・会計、患者支援センターに隣接されます。
1F 1階は、救急部と画像診断部門を配置。健診部門やカフェはエントランスホールから直接利用できる南側に配置しています。