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 当科は、急性心筋梗塞を含む冠動脈疾患や急性心不全などの循環器救急疾患を中心に加療を行っているが、その他、不整脈(脈の乱れ)・弁膜症・静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)など、循環器全般の疾患を対象として診療しています。外来では、各種専門検査を行い、治療に難渋する症例についての紹介を積極的に受け、専門医療を行うと同時に、症状の安定した患者さまに関しては、地域のかかりつけ医の先生方と連携して慢性期の管理を行っています。

検査・治療法の特徴

カテーテル治療(手術)に関しては、狭心症などの冠動脈疾患に対する冠動脈インターベンション治療(ステント治療など)を中心に施行しています。
心臓の動脈硬化が進行し、非常に硬くなった石灰化病変には、ローターブレーターを用いて石灰化の切除も可能です。
また、当院では心筋梗塞やステント内再狭窄などの血栓の治療に、下記システムを採用しています。
エキシマレーザー血管形成システムの写真

四国で初導入となる
「エキシマレーザー血管形成システム」

これまでのカテーテル治療と大きく違う点は、血栓にレーザー光線をあてて血管の詰まりそのものを消す(分子レベルで蒸散)という点です。従来の治療に比べて熱による損傷がないため(クールレーザー)安全性が高く、末梢塞栓のリスクも減少します。
H26.3月の導入より現在(R2.3現在)までで、213症例で実施し、良好な治療実績を得ています。

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体位性頻脈症候群(POTS)の協力医療機関です

体位性頻脈症候群(POTS)とは
起立した時に心拍数が大きく上昇することによって、立っていることがつらくなる病状を体位性頻脈症候群(以下POTS)といいます。自律神経や循環機能の障害によっておこると考えられています。
立っていることがつらく、その時に立ちくらみ、動悸、震え、脱力、目がぼやける、運動不耐、疲労感などの症状があわられます。また立っていない時に腹部膨満感、吐き気、下痢、疼痛、疲労感、睡眠障害、片頭痛などの症状があらわれることもあります。
 
詳しい内容は「POTS and Dysautonomia Japan(POTS&D)」のホームページをご参照ください。

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検査・手術実績

2021年度の手術及び検査実績
手術名・処置名件 数
心臓カテーテル検査(検査のみ)378件
冠動脈インターベーション(PCI)             193件
(内、緊急PCI)(111件)
末梢血管の血管内治療1件
心エコー検査
3,726件
(内、経食道心エコー)(28件)
トレッドミル運動負荷検査2件
マスター運動負荷試験271件
心筋シンチ検査151件
冠動脈CT131件
ホルタ―心電図341件
ペースメーカー植込術(電池交換含む)44件
カテーテルアブレーション38件

主な検査・設備

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医師紹介

川田 泰正

第六内科部長

川田 泰正かわだ やすまさ

高知医科大学 平成14年卒業

専門分野循環器一般、虚血性心疾患に対するカテーテル治療
指導医・専門医・認定医
日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会認定医、日本不整脈心電学会植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了医、着用型自動除細動器処方資格、指導医養成講習修了
高橋 有紗

第六内科部副部長

高橋 有紗たかはし あさ

高知大学 平成16年卒業

専門分野循環器内科、不整脈領域
指導医・専門医・認定医
 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会専門医、日本不整脈心電学会植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了医、着用型自動除細動器処方資格
 
高橋 有紗

医師

小松 雄三こまつ ゆうぞう

高知大学 平成25年卒業

専門分野循環器内科
指導医・専門医・認定医
 日本内科学会認定医、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
 

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