高知県がん診療連携推進病院

肺がん

  • 副院長 浜口 伸正
  • 副院長 浜口 伸正
  • 第二外科部長 谷田 信行
  • 第二外科部長 谷田 信行
  • 外科医師 松岡 永
  • 外科医師 松岡 永
肺がん
 最新がん統計によれば、がんで死亡した人は、男性では肺がんが1位で、女性では大腸がんに次いで2位です。肺がんの危険因子の中で、喫煙は最も影響が強く、男性では70%、女性では20%は、喫煙が原因と考えられています。肺がん検診として、胸部X線検査が行われていますが、最近、胸部低線量CTが喫煙経験者の検診に有効と報告され、当院でも検診で行っています。
  • 悪性新生物の主な部位別にみた死亡率の推移
  • 悪性新生物の主な部位別にみた死亡率の推移

当院の肺がん治療方針

当院の肺がん治療方針
 治療は、手術療法、薬剤による治療、放射線療法があります。がんが肺に限局し、リンパ節転移があっても肺に近い場所であれば、手術が第一選択です。以前から痛みの少ない手術として、胸腔鏡手術(胸腔鏡で写されたモニターを見ながら行う手術)が行われていましたが、最近では完全胸腔鏡下肺葉切除(3cm、3cm、1.5cmの3カ所の創)を行っています。当院は、高知県下の病院では最も多い、3名の呼吸器外科専門医が臨床に従事しています。80歳を超えた高齢の患者さんにも全身状態が良好であれば、積極的に手術を行っています。手術前後のリハビリは、術後の合併症を予防するために積極的に行っています。縦隔リンパ節(左右の肺の間にあるリンパ節)への転移を伴う局所進行肺がんに、放射線療法や抗がん剤による治療を行った後、手術を行うこともあります。
 術後に確定したがんの進行度により、治癒を目指し、一定期間、抗がん剤による治療を追加しています。
 平成26年度の原発性肺がん手術症例は44例であり、胸腔鏡下に33例が行われています。