高知県がん診療連携推進病院

外来化学療法

字原 美香
がん化学療法看護認定看護師
字原 美香
 抗がん剤を用いたがん治療を、一般的に「がん化学療法」といいます。これまでのがん化学療法は副作用等のため入院で行っていました。しかし、新しい抗がん薬の開発により入院管理でなくても投与できる薬剤が開発されたことや副作用対策の進歩により、近年は外来治療に移行しています。
 当院でも2007年1月に外来化学療法室が開設され、年間延べ1600〜1800件の治療が行われています。外来化学療法の最大の利点として、仕事を続けながらの治療やご自身の生活リズムにあわせて治療を続けることが可能となります。今まで通りの生活を続けながら治療を受けることができるので、自分らしい生活を維持する ことができます。

外来化学療法室

・本館5階病棟に外来化学療法室が併設されています。
・外来化学療法は完全予約制で、使用時間は月〜金 午前8時45分〜午後5時です。
・リクライニングチェアー1床とベッド5床があり、すべてにテレビ・DVDを設置しています。
 視聴される方はイヤホンをご用意ください。
・お部屋で自由に飲食できますが、匂いの強いものはご遠慮下さい。
・抗がん剤の副作用対策や、脱毛ケアなどのパンフレットをご用意しています。ご自由にお持ち帰り頂くことも可能です。

スタッフ

担当医師:当該科の担当医
常駐スタッフ:がん化学療法看護認定看護師:1名、専任看護師:1名

当院での化学療法の特徴

・化学療法は、「化学療法委員会」で承認され、登録された治療のみが処方できるシステムになっています。
・抗がん剤の投与量・投与間隔を薬剤師が監査しています。
・抗がん剤は薬剤師が無菌的な調剤を行っています。
・看護師が問診を行い、医師・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなどと連携し対応します。
・専任の薬剤師がお薬の説明等を行っています。
・化学療法に関しての疑問などありましたら遠慮なくご相談ください。

治療費について

 抗がん剤や副作用対策に使用する薬剤の種類によっては高額となるものがあります。医療費に関して、不安やご質問等がありましたらお気軽にご相談ください。
〜担当看護師よりひと言〜
 抗がん剤治療といえば辛いとか暗いなどといったネガティブなイメージをもたれる方が多いですが、実際に治療に来られた患者様からは休薬期間中に旅行に行った話や趣味や家族のこと等笑顔で話してくれたりします。抗がん剤治療は決して辛いことばかりではないと思います。楽しく幸せな時間が少しでも長く続けられるように、私たちが何か手助けできればいいなと思っています。